種子島で出会ったYさんのことをわかちあいます。彼は山で野菜や果物を作り、いろいろな機械の修理もでき、自動車学校の先生もなさった方でした。島で各病院の為に酸素を初めて入れることにも努めた人です。 私たち教会、保育園、修道院…
夏の草花
修道院の広大な庭には照り付ける太陽に向かって夏の草花がのびのびと咲いています。ひまわり、グラジオラス、名もない花など… 私は庭から集めてきた花々で、お御堂に飾られた幸せな花たちと思いながら活けています。その花たちが神様の…
“その日”は突然やってきた!
韓国管区への派遣を受けて、日本を出発したのは2月でした。韓国の姉妹たちからあたたかく迎えられ、順調に新しい生活を始めました。韓国は、日本よりも先にコロナの感染者が急増したため外出規制が早くから出ました。 それで、2月と3…
新しい習慣
昨今、自分がすべきこととしてまず頭に浮かぶのは、①マスクをしないで人と話さない、話はできるだけ簡潔に、そして②狭い場所で人に近寄らない、長く一緒にいない、である。 (在宅はできない)病院に出勤しているが、それ以外は一人で…
アイルランドより
アイルランドに来て5ヶ月になろうとしています。エメラルドグリーンの島と言われるほど緑の美しいところで、春を迎え小鳥たちのさえずりが聞こえ、色とりどりの草花が咲き乱れ、新緑があざやかな季節になりました。 この冬、「春がくる…
マスクに込められた想い
友人が、手作りのマスクを送ってくれました。直筆の手紙、手作りのマスク…こうしたものを通して、人のぬくもりに触れることの有難みを感じる今日この頃です。世界中を恐れと不安で覆ってしまった新型コロナウィルス。今まで当たり前だ…
今は、なにに向かう「時」でしょうか?
私たちがともに暮らす家、地球をすっぽりと包み込んで蔓延している新型コロナ・ウイルス。初めて世界が体験するこの不気味な感染症に私たちは振り回され、落ち着きのない日々を過ごしています。 丁度、年度の移り変わりの時期と重なり、…
イタリアのコロナウィルスの困惑を生きる
人懐っこさが特性のひとつであるイタリアのアッシジ共同体です。 流行り始めは遠くのことのように思えたコロナウィルスで、コローナ(イタリア語で王冠を意味する)を戴冠させておくな、さっさと王座から降ろせ等々、多くのユーモアを交…
応急処置を覚えたいっ!
新型コロナウイルスの一日も早い終息のために全世界が祈り、尽力している今日この頃。自らの身を危険にさらして他者のために日夜奉仕されている方々のため、また亡くなられた方々とご遺族のために心を合わせて祈る日々です。あらためて…
聖所の灯火のように
10年前になりますが、いろいろな修道会のシスターたちと一緒に勉強していました。その時にある会のシスターの話した事が今でも心に残っています。それは 家族訪問の大切さで、一年に一回家族訪問をしなければならないと言うことでし…