マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本管区

アイルランドより

アイルランドに来て5ヶ月になろうとしています。エメラルドグリーンの島と言われるほど緑の美しいところで、春を迎え小鳥たちのさえずりが聞こえ、色とりどりの草花が咲き乱れ、新緑があざやかな季節になりました。

この冬、「春がくるのが待ち遠しい!」と心の底から思いました。私の冬の体験を分かち合わせてくださいね。

私がダブリンに到着したのはクリスマス直前のおだやかな良いお天気の日で、今思うとあの一日は神様からのプレゼントだったと思います。

ダブリンのお天気は、一日の中に四季があるというほど変わりやすいとシスターから聞きました。晴れていても急に雲に覆われて雨が降り、雲の切れ間から光がさし、雨上がりに虹がかかることもたびたびです。冬の間は強い風と雨に悲鳴をあげそうになる日が何日もありました。台風のときに風が強くて傘が役に立たない、あの感じです。雨量はたいしたことはないのですが風が強いのですぐに濡れてしまいます。雨がふると、たいていの人はウォータープルーフのジャケットを着てフードをかぶるのですが、雨の日に傘をささない、ということがまず理解できませんでした。どうして壊れない傘が売っていないんだろう、と思いつつ、なるべく濡れないように余裕を持って出かける、雨宿りをする、途中で雨が降り始めたら走って(!)濡れないところまで行く、という生活をしていました。すごく滑稽だなぁと自分でも思いますが、傘をさす習慣や、濡れたら風邪をひくという思い込みを変えること、は私にはとても難しいことでした。

お天気に加えて緯度が高いので夜が長い、というのも北国に住む人が感じることなんだなぁとわかりました。朝は8時すぎまで暗く、日が暮れるのも早かったからです。

3月になると天候も明らかに変化して「暴風雨」の日がなくなり、暗いうちに修道院を出ていたのが明るくなってから出かけられるようになり「春」が近づいていることがわかりました。すると、不思議と気持ちが前向きになるのですね。雨と寒さを理由に出かけるのを控えていたのですが、いろいろな場所を訪ねることを計画するようになりました。

残念ながらコロナウィルスの影響で外出するのが難しいのですが、一日も早く世界中の人々が日常を取り戻すことができるように祈りつつ、新しい発見ができる日を楽しみにしています。