シスタークララ金小園は韓国のカトリックの家庭に生まれ、両親、きょうだいの愛に包まれて育ちました。自分にとって意味のある生き方はなんだろうと探していた時、召命黙想会に参加し、シスターたちの敬虔で謙遜な姿にうたれ、本会への距…
生涯をかけて信仰をわかちあって
シスター中島その枝は、毎日曜日、関口教会(文京区)で10時のミサ後、11時半から1時間余り、カトリック入門講座を担当しています。洗礼を受ける前の準備として1年間の講座です。現在18名が参加されているそうです。人生の本当の…
病院の待合室で
病院の待合室でのことです。70代くらいの女性に声をかけられました。「ちょっとお話ししていいですか」と。もちろん「はい」と答えると、その女性は、とてもうれしい様子で、「懐かしくて、声をかけました。」と話し始められました。耳…
闇の中の光
主のご降誕おめでとうございます!皆様はクリスマスをどのように迎えたでしょうか。いろいろな暗闇の中にいる人々と共に、私がどのようにクリスマスを迎えたかを分かち合いたいと思います。 2020年からcovid-19のpande…
選び
司祭や修道者たちは、年に一度、自分の場所を離れて静かな場所に行き、黙想をする「年の黙想」の時間があります。 コロナの影響で、私は10月まで黙想する所を見つけられず、どこでしようかと悩んでいました。ちょうどその時、ナザレト…
ある日の出来事
姉妹が「ちょっと、いいもの見せてあげるから来て!」と連れられてお部屋に入ると ベランダの柵につたっている朝顔の花たち。 まだ柵に全部はからまっていないけれど、徐々に広がりつつある状態。 「この朝顔が全体に広がるのを楽しみ…
わたしの出会った『フランシスコの旅と夢』
パラパラとめくったある雑誌8月号の記事の中に、懐かしい方の後ろ姿を見つけました。 私にとってアシジの聖フランシスと出会う道しるべとなってくださった兄弟たちのお一人のお姿でした。遠い昔の記憶が、若かった頃の自分の思いととも…
生かされて生きる
2020パラリンピック開会式から始まり、今日もアスリートたちは競技に全力の力を出し切って競っています。輝かしいその顔に会うと心が和みます。 心が折れそうな時を経て、今日この場にあるのは、親、友人、よき指導者との出会いによ…
最上のわざ
朝5時、介護棟のドアを開ける。聞こえてくるベルの音… 骨折で手術をし2週間の入院生活を送って昨日かえっていらした101歳のシスターの部屋。 「ハーイ…おはようございます…」と言いながら部屋の戸を開ける。ベットの上で着替え…
「エルフ・ヘルプ・ブックス」をご存じでしょうか。
「ほのぼのとした妖精エルフが導く世界、 そこには自分をいたわり養うためのヒントが詰まっています。 ポケットに入る小さな本ですが大きな癒しをもたらしてくれるでしょう」 (「エルフ・ヘルプ・ブックス」サンパウロ出版「あとがき…