四歳から小学校二年まで新潟に住んでいた。父が勤めていた会社の社宅は校区のはずれにあり、表通りに出てバスに乗っていけば、学校まで、二つか三つ目だったが、「車の通りを横切るのは危ない」という母の考えによって、私は家の前から学…
どうしてFMMに? Sr. 金澤 景子の巻
*まずご家族についてお話ししてください。 私は両親と姉、兄、私の5人家族です。父は学生時代に東京のフランシスコ会の教会で受洗しました。その後カテキスタ学院で勉強してから、フランシスコ会の宣教師といっしょに栃木の教会で働い…
シスター泊セツ 「みあるじが歩いた土地を私が・・・」
私たちが、ノビスの頃、シスター泊は、小さな体で、毎日、キウイ畑のお世話をしていらっしゃいました。私たちが畑のお手伝いに行くと、「私は、目も薄く耳も遠くなって、何もわからん」と言いながらも、祈りの必要な出来事を敏感にキャッ…
FMM日本管区の歩み-34
北広島修道院のはじめ - 札幌修道院の分院として 1928年 (昭和3年) 8月16日、病院の落成式2週間前に、札幌修道院から派遣されてきた2名のシスタ-は、数名のオブラ-ト志願者と一緒に、病院内で共同体の生活を始めま…
亘理修道院
できたてほやほやの亘理修道院 2015年4月7日 マリアの宣教者フランシスコ修道会の福者マリア・アスンタの記念日に、亘理共同体は創設されました。メンバーは、韓国から派遣されて7年目のSr.マグダレナ・柳、教誨師をしていた…
ラウダート・シに応えて―フィリピン
Tanghal Kalikasan:「ラウダート・シに応えて」は、2016年2月20日、フィリピンのステラ・マリス学園で、学校をあげて、今日の世界とフィリピンの環境問題の意識を高めるために開催されたエコロジー・コンサート…
亘理の七つの喜び(第6話)
新しい姉妹を迎えてちょうど6か月、共同体目標を振り返る時となりました。 姉妹的生活 カリスマを生きるために関わりの質を高める 突然、ぎっくり腰になった姉妹Aに対して、経験者姉妹Bは厳かに命じるのでした。「3日間トイレ以…
シスター段坂廣子の巻(どうしてFMMに?)
- まず初めにどこでカトリックと出会われたのかお聞かせ下さい。 小学校2年生の時 家から歩いて10分ほどのところに教会が建ちました。友だちのお母さんにミッションスクールの卒業生の方がいて友だちといっしょに日曜学校に行くこ…
シチリア島から
イタリアのシチリア島にある共同体に住んで一年が過ぎました。仕事は、物質的貧しさで困窮している人々との関わりが主です。時折、夜10時過ぎにパトカーがやってきて、「この方を一晩泊めてください」と、私たちに女性を託していくこと…
新連載 「姉妹たちの思い出」を始めました
サイトへのご訪問ありがとうございます。 9月より、新連載「姉妹たちの思い出」を始めました。(不定期更新) 今も私たちの心に残る、一足先に天国へと旅立っていった姉妹たちの姿。 連載にあたり、修道会内から寄せられた思い出エピ…