姉妹が「ちょっと、いいもの見せてあげるから来て!」と連れられてお部屋に入ると ベランダの柵につたっている朝顔の花たち。 まだ柵に全部はからまっていないけれど、徐々に広がりつつある状態。 「この朝顔が全体に広がるのを楽しみ…
有期誓願者のわかちあい(3) 実りの秋、味わいの秋
~実りの秋、味わいの秋~ 町で育った私にとって、稲が実った水田をつくづくと眺めるという体験はとても貴重です。麦畑だったところが田んぼになり、徐々に金色を帯びてきています。びっしりと実った稲が、重そうにしな垂れているのを見…
わたしの出会った『フランシスコの旅と夢』
パラパラとめくったある雑誌8月号の記事の中に、懐かしい方の後ろ姿を見つけました。 私にとってアシジの聖フランシスと出会う道しるべとなってくださった兄弟たちのお一人のお姿でした。遠い昔の記憶が、若かった頃の自分の思いととも…
生かされて生きる
2020パラリンピック開会式から始まり、今日もアスリートたちは競技に全力の力を出し切って競っています。輝かしいその顔に会うと心が和みます。 心が折れそうな時を経て、今日この場にあるのは、親、友人、よき指導者との出会いによ…
最上のわざ
朝5時、介護棟のドアを開ける。聞こえてくるベルの音… 骨折で手術をし2週間の入院生活を送って昨日かえっていらした101歳のシスターの部屋。 「ハーイ…おはようございます…」と言いながら部屋の戸を開ける。ベットの上で着替え…
FMM日本管区の歩み-51
国際聖母病院開院への動き もう一つの動きはフランス大使館の協力を求めたことです。聖母病院の建築も近づいた頃、シャンボン大司教は駐日フランス大使を通してフランス政府に援助を願い出ました。その依頼書には以下のことが書かれてい…
香港・マカオ「わたしの魂よ、主をたたえよ!」
2000年10月15日に香港に到着したとき、私には全く香港に関する予備知識がありませんでした。管区長から派遣を言い渡された時、私は宣教地で何が待っているか全く知らずに、信仰のうちにすぐに受け入れました。しかし、こちらに来…
「エルフ・ヘルプ・ブックス」をご存じでしょうか。
「ほのぼのとした妖精エルフが導く世界、 そこには自分をいたわり養うためのヒントが詰まっています。 ポケットに入る小さな本ですが大きな癒しをもたらしてくれるでしょう」 (「エルフ・ヘルプ・ブックス」サンパウロ出版「あとがき…
小さき花によせて
「回勅ラウダート・シ共に暮らす家を大切に」の精神に基づいて、共同体の中から俳句と短歌のグループが発足しました。楽しく分かち合っています。 俳句を紹介します。東京のT教会の俳句の会に投句しています。 スズメ(…
北海道のきれいな花
私は北海道に住んでいます。半年は真っ白い雪です。冬場には大きい木は枝しか見えません。 植物は全然見えません。 4月に雪が解けてから不思議なことを見ました。大きい木(ライラック、木蓮、ツツジなど)は葉が出て、5月に花が咲き…