マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本セクター

病院の待合室で

病院の待合室でのことです。70代くらいの女性に声をかけられました。「ちょっとお話ししていいですか」と。もちろん「はい」と答えると、その女性は、とてもうれしい様子で、「懐かしくて、声をかけました。」と話し始められました。耳…

有期誓願者のわかちあい 5

~待降節を振り返って~ 待降節は主の降誕を待ち望む日々を過ごしていました。コロナの為になかなかミサに与れない状況になってしまった私たちですが、それでも日々ご聖体から力を汲み、ご聖体によって生かされていることを忘れずにいた…

イギリス「多発性硬化症友の会ボランティア」

私自身が多発性硬化症(MS)の患者ですが、友の会の支援ボランティアとして活動を続けています。私の活動について、皆さまに分かち合いたいと思います。 多発性硬化症友の会とは? 多発性硬化症友の会は患者の自助グループであると同…

有期誓願者のわかちあい 4

~赤城山の裾野に隠された宝もの~ 前橋修道院にやってきてから、近隣を歩いて最初に見つけた気になるスポットは、あかつきの村のすぐ横にある七ツ石雷電神社でした。道路から見ると、石造りの古びた鳥居がひっそりとあるだけで、その奥…

有期誓願者のわかちあい 3

~実りの秋、味わいの秋~ 町で育った私にとって、稲が実った水田をつくづくと眺めるという体験はとても貴重です。麦畑だったところが田んぼになり、徐々に金色を帯びてきています。びっしりと実った稲が、重そうにしな垂れているのを見…