津波で息子さんを失なった高齢の男性が、仮設住宅に入る妻と別居し、生業としていた樵(きこり)と農業を続け、生まれた時からの住みなれた自分の家の隣に新しく家を建てて住むという、力強いドキュメンタリーフィルムでした。 変わり果…
Sr.うらしま花子の物語(2)
「ああ、勘違い」 さわやかな五月晴れ、冬物の洋服の整理に大忙しの姉妹たちを横目に、暇でしょうがない私。暑い南の国から帰ってきたばかりの私には関係ないもんね・・ しかし、内心は・・・どうしよう、今年の冬は洋服代が嵩むに違い…
お猿さんもお花見?
今、福島県南相馬市は桜が満開です。 うちの裏の山からお猿さんの集団がお花見?に来ました。 ぽかぽか暖かくて気持ちよさそうです。 でも人間のようにお弁当を食べたり、お酒を飲んだりはなく、純粋に?お花を愛で、 温かい日差しを…
Sr.うらしま花子の物語(1) ‘日本語がわからない’
語学で苦労した海外宣教。聞き取れない、話せない、わかった、と思っていたのに勘違い、よく泣きました。そして、日本に再派遣。何も考えなくても耳に入ってくるミサのお説教、歌詞を見なくても歌える答唱詩編・・・母…
リンゴの木のオーナー制度
先日、福島の知り合いがリンゴを1箱送ってくれた。彼女たちはリンゴの木のオーナーになったのだそうだ。1本の木を1年間いくらと支払ってオーナーになり、実がなったらそれを収穫させてもらえるのだそうだ。望むなら、手入れにも行かせ…
平和学習
平和学習のため、沖縄の伊江島(いえじま)に来ています。 日本で唯一、地上戦が繰り広げられた土地、沖縄。私たちが歩いているこの長閑な野原や海沿いの道の影からぬおっと敵軍が出てきて、兵隊ではない普通の村人が数多く殺されたのか…
種には放射能がついていても 油脂にはない!
9月22日にNHKが南相馬を舞台にした「放射能汚染からの農業再生」という番組を放映した。その中で、分子生物学者の河田昌東(まさはる)先生のご指導のもと、有機農家で「なたねの研究」をしておられる杉内清繁さんがなさったことの…
「十戒」
信仰年も終わりに近づいてきました。北広島教会では毎週日曜日の夜、FMMの若い姉妹による「十戒」講座が行われてきました。この講座は現在イタリア各地で大人気なのだそうで、18歳以上のすべての人に開かれているものです。講師の姉…
妙高高原での集まり
8月中旬、新潟県にある妙高高原の山荘で行われたフランシスカンファミリーの合同初期養成に参加してきました。修道士・修道女合わせて13名、それに黙想指導やサポートのためにいらした司祭・修道士・修道女10名ほどが集まりました。…
二人の日本兵をかくまったガジュマル
沖縄戦の激戦地となった伊江島で、日本が敗戦したことを知らずに、逃げ登ったガジュマルの木の上で2年間も過ごした2人の日本兵がいたことをご存知でしょうか。ニーバンガジュマル(ニーバンとはこの木の持ち主である宮城家の屋号)と呼…