私は、2018年1月に、パリ郊外にあるClichy-Sous-Bois共同体に派遣されました。ここで、使徒職を探している時に、教区から公立病院のチャプレンになるようにというお誘いを受け、共同体の同意を得て、病院での奉仕を…
モロッコ「移住者への奉仕を生きるフラテルニテ」
教皇フランシスコは、第105回「世界難民移住移動者の日」教皇メッセージで「現代の移住現象が抱える課題への対応は、受け入れる、守る、励ます、共生するという4つの動詞にまとめることができます」と語っておられます。その4つの動…
イタリア 「彼らと共に・・・」
「国際小コンサート」がミラノ修道院の聖堂で開かれました。このコンサートは、いつも難民や移住者、生活困窮者を受け入れてお世話をしているボランティアやシスターたちが「・・・のために」ではなく「・・・と共に」何かをしたいという…
FMM日本管区の歩みー43(続き)
聖心聖マルグリット会「恵老院」の問題 本会が譲り受けようとしていた「恵老院」がいよいよ再設立という時になって、中国にいる管区長は、大司教から「老人ホ-ムの事業のことですが、補助金を受けるため11月10日までに少なくとも1…
スリランカ「報復ではなく赦しを」
アレルヤの喜びのうちに迎えた復活祭の朝、スリランカでは連続テロによって、アレルヤの喜びが一瞬のうちに悲しみに変わってしまいました。スリランカ管区の姉妹が、テロ後の様子を知らせてくださいました。 復活祭の朝、晴れ渡る心地よ…
FMM日本管区の歩みー43
1928年、東京大司教区が抱き続けてきた国際病院の設立と老人ホ-ム再設立の夢が本会の受諾により急速に現実味を帯びてきました。本会が購入した下落合の広い土地は本会の社団法人が認可されるまで『天主公教会の社団』に登記され、あ…
ペルー 「この最も小さい者の一人にしたことは・・・」
経済緊急事態にあるベネズエラから多くの人々が生き残りをかけて海外に逃れてきています。ペルーは、それらの人々を受け入れている国の一つです。ペルーのシスターたちが、受け入れの様子を分かち合ってくださいました。 うすら寒い朝、…
FMM日本管区の歩み-41
管区長M.クリゾストムの日本訪問 1928年(昭和3年)3月、サン・ミッシェル会長は、東京教区待望の国際病院を建てるために、管区長のM.クリゾストムを日本へ送りました。当時、日本の共同体は、中国北部、満州、モンゴルと同…
マカオ - 新たな福音宣教
学校を定年退職した後も、新たな福音宣教の方法を探し求めて、宣教に励むシスターが体験を分かち合ってくださいました。 私は、長い間、学校で教え、修道者として、教育者として、恵まれた日々を過ごしてきました。学校を…
FMM日本管区の歩み-40
本格的に動き出したFMMのカトリック病院設立案 東京教区の年表によると、この教区に国際的なカトリック病院設立の動きが具体的に動き始めたのは1925年、戸塚師がパリで司祭に叙階されて帰国した年でした。東京にも「神の家」を…