月に2回程度のささやかなお手伝いのために、山谷にある「まりや食堂」に行っています。「日本基督教団山谷兄弟の家伝道所」であるこの小さな教会は、牧師の菊地先生が30年前自ら一緒に日雇いをしながら始められました。それ以来、時代の流れや変化の中で試行錯誤を繰り返し、数名の信徒の方達と共に、ホームレスの方々を支援するために、ほんとうに息の長い活動をされています。また、始まりの時から今に至るまで、聖公会、カトリックと教派を超えた、たくさんのボランティアがそれを支え続けているところです。
混沌とした山谷の町にあって、まりや食堂はさながら聖堂のご聖体ランプのように小さく、でもずっと灯し続けられながら、今日も「主はあなたとともにおられる！」と小さな兄弟たちに呼びかけています。
