1963年9月、有期誓願式後から、私はSr.アポリナリアの共同体に入れて頂き、良いお手本を見せて頂けたことを深く感謝し思い出をわかちあいます。最初の面接で見つめられた銀色の瞳に、小学3年の夏休みの終わり頃、中国済南市でお…
シスター泊セツ 「みあるじが歩いた土地を私が・・・」
私たちが、ノビスの頃、シスター泊は、小さな体で、毎日、キウイ畑のお世話をしていらっしゃいました。私たちが畑のお手伝いに行くと、「私は、目も薄く耳も遠くなって、何もわからん」と言いながらも、祈りの必要な出来事を敏感にキャッ…
シスター山崎イサと新しい修練院
ウイットリッヒさんの森の近くに新しい修練院が建てられ、新しい共同体のメンバーが決まった時、数名のプロフェス(誓願者)の中にSr.山崎も入っていた。彼女は畑の仕事をしながら、修練院の昼食作りも担当してくださった。小さい身体…
シスター鶴巻 栄のわかちあい
ある日、シスター鶴巻がわかちあってくださった。 私の家は農家で兄弟が多く貧しかった。けれども私はその中でのびのびと育った。特に父親の大きな心の中で。ある日私が兄弟たちと狭い家の廊下を走って遊んでいた時、廊下の鏡が倒れて割…