札幌天使病院の開設 札幌の共同体と事業計画をキノルド師に一任してマドレヌ・ド・パジ管区長が札幌を去ると、直ちにこの計画は実行に移されました。本会が既に購入していた北12条の病院用地に建材が運ばれ、工事が開始されたのです。…
FMM日本管区の歩み-20
札幌修道院の使徒的活動 札幌に落ち着いた姉妹たちは フランシスコ会のマントのもとで聖体を中心とした生活を送り、土地の言葉を学ぶ日々に満足していましたが、直接 宣教活動と言えるような使徒職がないことに一抹の不安を感じて…
FMM日本管区の歩み-19
「天使の聖母」札幌修道院の創設 1908年8月31日、夜8時頃、本会の7名の会員が ベルリオ-ズ司教に伴われて 待望の目的地に到着し、札幌修道院の創設に向かいま…
FMM日本管区の歩み-18
マリアの宣教者フランシスコ会(FMM) の札幌派遣
FMM日本管区の歩み-17
フランシスコ会(小さき兄弟会)の再来日 いよいよ、ベルリオーズ司教からローマのフランシスコ会の総長及び本会の会長と交わした「働き手」派遣の約束が実現される時が迫ってきました。総長…
FMM日本管区の歩み-16
函館を宣教基盤として進められた札幌の宣教地 日本の開国で一斉に開港場に上陸したプロテスタント諸派の宣教師たちが、国の定めた外国人居留地を拠点に活動を開始していますが、カトリック教会にも新しい展望が開かれていました。開港…
FMM日本管区の歩み-15
北の地にも蒔かれていた福音の種 先ず、最南の地に蒔かれた福音の種が キリシタンの迫害時代に 最北の地・蝦夷が島にまで飛んでいた事実に注目したいと思います。キリシタンの全滅を図った幕府の禁教令がかえって キリシタンを国の方…
FMM日本管区の歩み-14
広がりゆく宣教 (1908 – 1926) 本会を南から北へ導いた摂理的な出来事 来日10年目の1908年 (明治41年)、本会は南の九州から北の北海道へ広がっていきました。当時 長崎教区の熊本・久留米…
FMM日本管区の歩み-13
来日10周年記念の年を迎えて キリストの教えを説く伝道師 1908年に本会は来日10年目を迎えましたが、特別に記念行事を行ったわけではありませんでした。この10年は、日本の文化も言葉も何も知らずに来日したシスタ-たちにと…
FMM日本管区の歩み-12
人吉修道院の創設 1906年 (明治39年) 1月18日、M.マドレヌ・ド・パジとM.コロンブはM.メルセデス、 M.ピュルテ、M.マルタの3名とともに人吉へ向かって1泊2日の骨の折れる危険な旅に出発しました。M.マドレ…
