平和学習のため、沖縄の伊江島(いえじま)に来ています。 日本で唯一、地上戦が繰り広げられた土地、沖縄。私たちが歩いているこの長閑な野原や海沿いの道の影からぬおっと敵軍が出てきて、兵隊ではない普通の村人が数多く殺されたのか…
種には放射能がついていても 油脂にはない!
9月22日にNHKが南相馬を舞台にした「放射能汚染からの農業再生」という番組を放映した。その中で、分子生物学者の河田昌東(まさはる)先生のご指導のもと、有機農家で「なたねの研究」をしておられる杉内清繁さんがなさったことの…
「十戒」
信仰年も終わりに近づいてきました。北広島教会では毎週日曜日の夜、FMMの若い姉妹による「十戒」講座が行われてきました。この講座は現在イタリア各地で大人気なのだそうで、18歳以上のすべての人に開かれているものです。講師の姉…
FMM日本管区の歩み-16
函館を宣教基盤として進められた札幌の宣教地 日本の開国で一斉に開港場に上陸したプロテスタント諸派の宣教師たちが、国の定めた外国人居留地を拠点に活動を開始していますが、カトリック教会にも新しい展望が開かれていました。開港…
少女のためのケア・ホーム
香港にある「少女のためのケア・ホーム」は、民間の施設ですが、多くのボランティアによって支えられています。シスターアグネス・ホーは、言わば「ホームの魂」のような存在で、日夜、ホームのために献身しています。 香…
妙高高原での集まり
8月中旬、新潟県にある妙高高原の山荘で行われたフランシスカンファミリーの合同初期養成に参加してきました。修道士・修道女合わせて13名、それに黙想指導やサポートのためにいらした司祭・修道士・修道女10名ほどが集まりました。…
二人の日本兵をかくまったガジュマル
沖縄戦の激戦地となった伊江島で、日本が敗戦したことを知らずに、逃げ登ったガジュマルの木の上で2年間も過ごした2人の日本兵がいたことをご存知でしょうか。ニーバンガジュマル(ニーバンとはこの木の持ち主である宮城家の屋号)と呼…
被災した馬も行列に参加
私たちが住んでいる南相馬市で、7月27・28・29の3日間「相馬野馬追い祭」が開催された。 今年は420騎が行列に参加したのだそうだ。馬に乗った騎士たちが次々と目の前を通るのはとても迫力があった。馬も人も途中で給水がで…
understanding
先日札幌修道院で個人同伴の黙想会が行われ、日常を少し離れてゆっくりとお祈りなさった参加者が、その実りを自由に分かち合ってくださる時間にお邪魔しました。プログラムの最後には恒例(?)の「くじ引き」。私たちは慣習で「くじ引き…
Srマリア・アグネス 佐野彌子の巻
*洗礼はいつ、どんなきっかけで? 私は5人兄妹の次女として大阪で生まれましたが、戦時中は両親の故郷の焼津に疎開し、戦後伊丹に戻りました。ごく普通の仏教徒の家庭でしたので、小さい頃は特別に宗教的な思い出はないですね。母は家…