マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本管区

那覇修道院(1972年1月6日創設)

*創設時の姉妹たち:Sr.鈴木 孝  Sr.小林瑞子 Sr.岡本キミエ Sr.小川一枝

 エピソード1
姉妹たちの健康を考慮してSr.岡本は脂分の少ない日本食を、心をこめて毎日料理してくだ
さっていました。創設後3か月位経った時のことです。一人の姉妹が「指先から力が抜けて
いく…」と言いながら倒れてしまいました。翌日はビーフステーキとなり、それからは栄
養たっぷりの料理になりました。暑さの厳しい沖縄では、油こってりの地元の方々の食事が
必要と、住んでみてわかったことでした。当時の沖縄はアメリカ領土、ビーフステーキは安
くておいしい庶民の料理でした。

 エピソード2
それぞれの場から沖縄へ派遣されて来た姉妹たちが顔を合わせてわかったことは、皆、旅費のみ携えての到着。「お給料をいただくまでの1か月、生活費がない!」ということが、全員揃ってみてわかりました。

1975年の修道院日誌より                                 8月2日                                        朝からひどい雨。沖縄大学のD先生が台風で飛行機が欠航のため、宿泊させてほしいと言ってこられたので、日本間にお泊めする。

 8月4日                                      新保育園の起工式。信徒会長のSさんとMさんがジュースとケーキを持参してお祝いに来てくださる。保育園設立に反対意見も多い中、シスターと常に協力したのはSさんとMさんであったと言う。それだけにお二人の功績は大きく、喜びも深い。

 8月6日                                      雨の中、一人の中年の貧しい労働服を着た男の人が「これを神様にあげてください」と琉球銀行の紙袋に入っているお金を置いて行った。Sr.宮沢が受け取り、あとで開いてみたら、20万2566円入っているのでびっくり!早速、Sr.鈴木は大同と安里の銀行に電話して氏名を調べてもらったがわからない。この中年の人は誰だろうか?