私は北海道に住んでいます。半年は真っ白い雪です。冬場には大きい木は枝しか見えません。
植物は全然見えません。
4月に雪が解けてから不思議なことを見ました。大きい木(ライラック、木蓮、ツツジなど)は葉が出て、5月に花が咲き出しました。土の中からたくさんの植物も生えて、4月から9月までクロッカス、スズラン、水仙、シャクヤクなどいろいろな花が続いて咲き始めました。香りもよく、色もよくとてもきれいでした。この花は誰も育てていないのにきれいに咲き出しました。私の国では一生懸命花を育てても時々枯れたり、咲かなかったりすることがありました。でも北海道ではきれいな花がたくさん咲きます。
4月には真っ黄色いタンポポがたくさん咲きました。タンポポは咲いた後白い綿毛になりました。子供たちはその綿毛を取ってきて手の上に載せて口で吹くと、白い綿毛は空へ飛んでいって、子供たちはこれを見て大喜びしました。
また家から外に出るとどこでも花を見ることができます。私は花を見るのは大好きです。毎日庭へ花を見に行っています。また時々散歩しながら花を眺めます。花を見る時、聖書の次の言葉を思い出します。「野のユリがどのように育つかをよく見なさい。骨折ることも、紡ぐこともしない。あなたがたに言っておく。栄華をきわめたソロモン王でさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった」(マタイ6、28-29)。自然の中でたくさんの花を見て、お祈りもでき、神さまを賛美し感謝しています。とても嬉しいです。
(Sr・H・H)