*まずご家族についてお話ししてください。 私は両親と姉、兄、私の5人家族です。父は学生時代に東京のフランシスコ会の教会で受洗しました。その後カテキスタ学院で勉強してから、フランシスコ会の宣教師といっしょに栃木の教会で働い…
シスター泊セツ 「みあるじが歩いた土地を私が・・・」
私たちが、ノビスの頃、シスター泊は、小さな体で、毎日、キウイ畑のお世話をしていらっしゃいました。私たちが畑のお手伝いに行くと、「私は、目も薄く耳も遠くなって、何もわからん」と言いながらも、祈りの必要な出来事を敏感にキャッ…
亘理の七つの喜び(第6話)
新しい姉妹を迎えてちょうど6か月、共同体目標を振り返る時となりました。 姉妹的生活 カリスマを生きるために関わりの質を高める 突然、ぎっくり腰になった姉妹Aに対して、経験者姉妹Bは厳かに命じるのでした。「3日間トイレ以…
シスター段坂廣子の巻(どうしてFMMに?)
- まず初めにどこでカトリックと出会われたのかお聞かせ下さい。 小学校2年生の時 家から歩いて10分ほどのところに教会が建ちました。友だちのお母さんにミッションスクールの卒業生の方がいて友だちといっしょに日曜学校に行くこ…
シチリア島から
イタリアのシチリア島にある共同体に住んで一年が過ぎました。仕事は、物質的貧しさで困窮している人々との関わりが主です。時折、夜10時過ぎにパトカーがやってきて、「この方を一晩泊めてください」と、私たちに女性を託していくこと…
新連載 「姉妹たちの思い出」を始めました
サイトへのご訪問ありがとうございます。 9月より、新連載「姉妹たちの思い出」を始めました。(不定期更新) 今も私たちの心に残る、一足先に天国へと旅立っていった姉妹たちの姿。 連載にあたり、修道会内から寄せられた思い出エピ…
シスター山崎イサと新しい修練院
ウイットリッヒさんの森の近くに新しい修練院が建てられ、新しい共同体のメンバーが決まった時、数名のプロフェス(誓願者)の中にSr.山崎も入っていた。彼女は畑の仕事をしながら、修練院の昼食作りも担当してくださった。小さい身体…
シスター鶴巻 栄のわかちあい
ある日、シスター鶴巻がわかちあってくださった。 私の家は農家で兄弟が多く貧しかった。けれども私はその中でのびのびと育った。特に父親の大きな心の中で。ある日私が兄弟たちと狭い家の廊下を走って遊んでいた時、廊下の鏡が倒れて割…
自分に聴くには……〈固有の召命〉
内科医をしていると、毎日、たくさんの人に会う。 「咳が出て、熱があります」と訴える方は多いが、人によって期待していることは違うのである。 この薬を処方してくれればよい、と思っている方もおられれば、なぜこんな症状があるのか…
共にパンを裂くとき-ミャンマー
最近、世界中で、洪水や自然災害が、頻発しています。2015年 7月から9月にかけて、ミャンマーでは大雨や地滑りによって約25万人が被災しました。Sr.テレサがその様子を分かち合ってくださいました。 ミャンマーの大水害…