ボスニアーヘルツェゴビナでは、内戦が終った後も苦しみが続いています。宗教を超えて、苦しむ女性たちとの連帯を生きる FMMの紹介です。 ボスニアーヘルツェゴビナの内戦が終結してからかなりの年月が過ぎ、人道支援グループの援…
Sr.マリア・ヨゼフィナ 村松直子の巻
*キリスト教との出会いは? 私は静岡県出身で、4人きょうだいの一番上の長女として生まれました。家は禅宗の熱心な檀家でしたので、子供の頃は朝仏壇に必ずお線香をあげ、お経も覚えていました。両親は、いわゆる「耶蘇教ぎらい」だっ…
あきらめなければ道は開ける?
毎年この時期になると、私は中高生と一緒にフェルトのクリスマスツリーを作ります。ほとんど毎時間と言っても良いほど、糸をもつれさせる生徒が出て来ます。6本よりの手芸糸から1本を引き抜くときに、あるいは縫いながら、糸をもつれ…
宮城野黙想会
今年の宮城野黙想会は、7名の参加者の方々と一緒に静かな祈りの時を過ごすことができました。「ずっと沈黙の中だったのに、何だかお互い和気あいあいしてた気がする…」という感想もあり、ほんとに一人ひとりが同じ神さまによって繋がっ…
一致の絆:私たちの心を開かせる人
9月後半に「Visit」と呼ばれるローマ本部からの公式訪問があり、会長Sr.Sueと本部評議員Sr.Bibianaが私たちの共同体にも来てくださいましたが、今までとは何かずいぶん違う感じがしました。それは会長からお話を…
妙高高原黙想会
今年も新潟妙高高原でフランシスカン家族主催の青年男女黙想会が行われました。お天気はイマイチで、2日目の「自然に親しむ」予定は、昼食後曇り空を見ながら、それでも「さあ、出かけましょうか!」と決まったとたんに、素晴らしいタイ…
嵐のように…
ローマの本部より会長のSr.Sueと日本管区の担当評議員Sr.Bibianaが訪問、日本管区の年齢構成上では若年層(^^;に位置する姉妹たちが東京に集まりました。あいにくの雨と風の中を、北から南からわらわらと旅して、「あ…
カチン難民キャンプでの生活
第一次・第二次世界大戦は史上最悪の戦争と言われていますが、同じ国民が争いあう内戦はより悲惨な状況を生み出し、内戦を逃れるために数多くの難民が生まれ故郷を後にしています。ミヤンマーのプラン・クン・ズンのFMMは、そのような…
消毒薬にもなる水道水
先日、私は自分が閉めたドアに指を挟んで、怪我をしてしまった。急いで水道水をジャージャー指にかけながら止血をして近くの病院に行くと、受付で看護師さんが「皮膚科」と受診科を決めてくれた。皮膚科の診察室でもう一度水道水を患部…
神戸修道院
FMMが阪神地区で宣教を始めることになったのは、第二次大戦が終わり、復興が少しずつ進み出した1947年でした。夙川、神戸、六甲に小さな共同体を作り始め、その時代に最も必要とされていたミッション(教育、医療)を手がけました…