ご復活おめでとうございます!今年の復活徹夜祭に、カトリック北広島教会では、幼児洗礼を含め12名の方が受洗され、洗礼準備や教会学校を通して洗礼志願者の方々に関わった私たちは大きなよろこびのうちに洗礼式にあずかりました。受洗者の中には、買い物中の姉妹に声を掛けたことがきっかけで教会を訪れた方や、市役所主催の脳トレ講座に参加している姉妹の受講仲間のご家族もいらっしゃいました。いただいた出会いに感謝し、私たちの小さな日常をもお使いになって、愛といつくしみのみわざを行われる神様を賛美しながら、まだ雪の残る北の大地で、花が咲くのを待ちわびています。
さて先日、札幌修道院で、「リフレクソロジー研修会」が行われました。エチオピアでのミッションを終えて数年前に帰国した姉妹の指導によるもので、私は修練期に初めて体験して以来、姉妹たちはもちろんのこと、被災地で出会った方々の足もお借りして、修行(?)を始めました。リフレクソロジーでは、足裏に体の状態が反射していると考え、足裏そして足全体をマッサージして、「第二の心臓」といわれる足裏から血液、体液の流れを体に戻していくことで体の状態を調整していきます。医療のない場所や状況下では、特に身ひとつでできるリフレクソロジーは大切だと感じています。
ところで、私がこの修行を続けられるのは、足を差し出してくださる方がいるからです。人々が自分の足を私のひざの上に差し出して下さる時、私には何ともいえない感謝の思いが生まれます。足裏を人に見せることには、ためらいを感じることも多いのではないでしょうか。私は足に触れながら、主イエスのことばを思い出します。「あなたがたも、互いに足を洗いあわなければならない」(ヨハネ13:14)「足」に象徴されるありのままの自分を差し出して、互いの足に触れ、洗い合うことは、互いを受け入れ合い、真摯に関わっていくことだと思います。リフレクソロジー修行は私にとって、キリストの弟子であることを思い起こすための大事な機会として、これからも続けていきたいと思っています。