この朝もとっても寒い一日のスタートでした。いつもと違って新年の新鮮な気持ちで朝の祈りを共同体で唱えていた時のことですが・・・
第2唱和、旧約の歌(ダニエル3,57~58)の詩編一節が目に留まりました。
「冬の厳しさも神を讃えよ」
実は、この箇所に目が留まったので、心の中で一人こっそり味わっていました。
でも、共同体の祈りですから 皆はどんどん前に進んで歌っていましたが、やはり私の口は パクパクと心のこもらない声で一応皆に合わせていました。でも、やはり、私はこの箇所が、 気になって味わいたかったので、ひそかにバックして第2唱和を味わっていたら、また、次の個所が目に留まりビックリ!!
「かすみと霧は神を賛美し、霜と寒さも神を讃えよ」
ちなみに、48年の修道生活の中で毎月第1主日の朝で唱えるこの箇所は、今迄に何百回も? 歌っていたのですが、一回も目が留まった覚えはありませんでした。本当に感動で心がはずみ嬉しくなりお陰でこの日はルンルンの一日でした。
1月4日の出来事
この日の朝も零下3度でとっても寒く、珍しく霜が降りていました。 実は、朝の黙想が終わり障子を開け外を眺めていた時のことです。霜で花畑が真っ白。
その中に「寒いよ寒いよ」と語っているかのようなパンジーが、少しずつ照ってくる太陽の光に向かって、まさに、神さまを賛美しているように生き生きとして喜び、笑っている感じに見えました。
ところで、他にも花があるのに、なぜ、このパンジーだけが私の目に入ってくるのかなーと不思議に思っていたら・・・あっ! そうか・・時々、沢山花が咲くようにと枯れた花を摘んでいたからだと気づかされました。花との関わりの大切さを教えてもらった感じで今日もルンルンの一日となりました。
お陰でこの日から、毎日、パンジーへの声かけが楽しみでーす!!
(Sr. M.S)