マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本セクター

西高東低

“新しい年が明けた!”と思っていたのにあっという間に暦の上では、“春”となってしまいました。光陰矢の如し!ですね。でも、まだまだ寒さは続きそうです。

この季節天気予報では、“西高東低冬型の気圧配置”と言う言葉をよく耳にします。 これを聞いただけで寒さの苦手な私は、ブルっと身震いしそうになります。関東地方は、カラカラの寒さが身に沁みます。

そして、今年は雨がほとんど降らない状況です。しかし、日本海側では吹雪や豪雪…雪が降り続き2メートル3メートルの積雪!!九州生まれの私には想像もつきません。

一つの言葉でもいろいろな状況、側面が生じます。近頃、言葉や出来事の“表”に現れる面や状況と共にその“裏”にある背景や歴史のようなものについて考えることが多いように感じています。どうしても、自分の思いや考えに固執して相手にもそれを押しつけがちなのですが、相手は私とは違う思い、考えや背景を持っていると冷静に対処しようと心がけています。

イエス様は、“聞く耳のある者は聞きなさい”と仰いました。みことばに注意深く耳を傾けると同時に、日々の生活の言葉や出来事にも注意深く耳を傾けることで、30倍、60倍、100倍の実りが生じるのかもと感じています。

(Sr.S.H)