10月20日
私たちの総会も終わりを迎えました。
2014年10月20日、マリ・ド・ラ・パシオンの列福12周年記念の今日、私たちは総会の閉会を祝 いました。私たちの歴史における今この時の本会からの呼びかけに応え、私たちが管区を離れてから約2か月が経過しています。
聖フランシスコと共に私たちは、生活、教会、世界の現実の中でイエスを観ました。そしてそこにある現実は、神からの呼びかけを識別し、貧しい人々と地球の叫びに耳を傾ける必要性に私たちを目覚めさせました。
総会において私たちは、神が今日、FMM として私たちに何を期待しておられるのかを見出すために、一緒に聖霊に聞き探し求めました。会長選挙や本部評議員選挙といった重要な時には、国際性という私たちのカリスマが際立ちました。私たちは、マリ・ド・ラ・パシオンが聖霊に心を開いていたこと、そして神から彼女に託されたカリスマに感謝しなければなりません。
フランシスコのように、私たちは宣教において、憐れみ深く喜びと希望に満ちた存在であるよう呼ばれています。告げ知らされた福音に従いその証人となるような、聴き、観想し、感嘆する存在であるように。
シスターフランソワーズ マッシーは閉会のことばを、2002年10月20日にローマのサンピエトロ広場にて行われたマリ・ド・ラ・パシオンの列福を思い起こすことから始めました。彼女はヨハネ・ パウロ2世が世界中のFMMに述べられたメッセージを引用しました。「親愛なる姉妹の皆さん、あなた方の創立者による養成のもと、教会と深く一致し、あなた方の創立のカリスマを深め、カリスマへの忠実さを新たにしそれを生きるように、との招きを受け入れて ください。多くの神を知らない人々が、神であり、私たちに愛の神秘をもたらす唯一の方であるイエスを見出すことができるように。」
私たちは自分たちの召命と、私たちの内で働き続け、私たちが注意深くそして大胆に教会と世界の呼びかけに応えるようにしてくださる聖霊の働きにただ驚嘆しています。
シスターフランソワーズは、シスタースーと退任した本部評議員たちが寛大さと愛を持って奉仕してくださったことに感謝しました。そしてたくさんの愛によって寛大に献身してくださったVia Giusti の共同体をはじめ、総会を運営するために力を貸してくださったすべてのシスターたちに感謝しました。
ミサはデリー(インド)の大司教 Anil Couto司教様によって行われ、神の全き善と無限の優しさに感謝する機会となりました。家族としての絆を強めたこの総会という体験を経て、私たちの心は喜びと感謝で燃えています。
ミサの終わりに、私たちは派遣のセレモニーを行いました。総会文書がAnil 司教様からシスターフランソワーズに手渡されました。司教様は次のようにおっしゃいました。「シスターフランソワーズ マッシー、教会の名において、あなた方の創立者 マリ・ド・ラ・パシオンの列福記念日というこの時、私はあなたを会長とする総会の決定により、あなたを会長とします。私はあなたに、会の名によって成された決議であり、聖霊の働きの実りである総会文書を手渡します。あなたがカリスマを生き、そのすべての豊かさに与り、世界を目覚めさせますように!一致と交わりのしるしと絆となりなさい。」
私たちがエマオの弟子たちのように二人ずつ共同体、そして管区へと送られる時、 私たちも神に向かって自分の人生を開きましょう。マリ・ド・ラ・パシオンは私たちが宣教者となることを望み、私たちと共にいて、未来への大いなる希望と信頼を持って前進していくのを助けてくださるでしょう。
この総会でモデレーターを務めてくださったBr.Peter Brunette, ofm にもう一度心から感謝します。愛、才能、誠実な単純さと喜びを持って務めてくださいました。カナダでのミッションのために一同でお祈りしております。
Via Giusti に集まったすべてのシスターたちはこの総会に祈りによって同伴してくださったすべてのFMMの姉妹たちに感謝しています。そしてまたこの総会の間ウェブサイトやフェイスブックでニュースをフォローして私たちに一致して下さっていたすべての外部の友人たちにも、たくさんの感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
平和と善!
(FMM本部公式ホームページ掲載のAgnès Dioufの報告より日本管区ITチーム編集)