2月2日「主の奉献」の祝日に、ひとりの姉妹の誓願更新式が行われました。
「シスター」として生涯を神様にお捧げするまでの道のりにはいくつかのステップがあります。修道院の門を叩き、予備志願期、志願期、修練期を経て宣立した初誓願(有期誓願)の期間にあるこの姉妹は、この日、誓願更新によって、FMMとして生きる誓いを新たにしました。
これから、生涯を捧げる終生誓願までの道のりの終盤ともいえる時期に入っていきます。
誓願更新式では、わたしたちもよろこびと感動で胸が一杯になりました!共同祈願の中で彼女が涙をこらえながら捧げたまっすぐな祈りに、姉妹たちも皆、涙ぐみながら心を合わせて祈りました。神様の導きと共同体の姉妹の存在に感謝し、自分の弱さへのゆるしを願いながら「主よ、私のこの弱さをお捧げします。どうかこの誓いを守る力を下さい」と願った彼女の心からの祈りを、神様はきっと喜んでお受けくださったことでしょう。
この日誓願を更新した姉妹は、わたしにとって一番近い先輩で同じ有期誓願者の仲間。だからよろこびもひとしおでした!同じカリスマを生きるように呼ばれた姉妹と、そしてFMMとして既に生涯を神に捧げて数十年!の大先輩たちと、共に歩んでいくことのよろこびを新たにした恵みのひとときでした。