マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本セクター

全道青年の集い「Come and See」

札幌教区カトリック全道青年会による分かち合いのイベントが、2018年11月24日13時から25日17時まで「Come and See」(「来て見なさい」ヨハネ1:46) のテーマのもとに行われました。

シスターS・Wと私の2人が青年たちから突如招待されました。 高齢の私たちが青年たちのグループにどのように溶け込むことが 出来るか心配でした。

特に私は修道院で高齢の姉妹のお世話をしていますので現代の若い人たちとのふれあいがありませんし、時として若者たちの使われている言葉もまるで異語のように聞こえ、内容も理解に苦しむことがあります。

しかし「自己紹介ゲーム30分」で青年たちは見事に私たちをグループの中に引き込みました。見事です!!すばらしい!!

参加者は男性8名、女性4名、シスター2名。そして指導神父S師の計15名。参加地区では 旭川、倶知安、留萌、稚内、直方、札幌市内のいろいろなカトリック教会から6名でした。

テーマは「Come and See」ですから、普段教会離れしていたり、自分の居場所を見いだせない若者がこの青年会の場で連帯の輪を 紡ぐことが目的です。それで共に祈り分かち合いをし、日曜日には会場を提供して下さったT教会のミサに参加して、信者の方々が準備して下さった昼食の「かけうどん、かけそば」で暖まりました。またS神父さんの話を通して他者とのつながり、他人の世話をすることは成熟に繋がると学びました。

こうして教会での出会いによって仲間が生まれ、慰めや癒しを体験しながら自らの居場所を見出していく歩みの大切さを確認し合えた2日間でした。

今回のイベントは青年たちが中心になって企画運営しT教会の共同体が場所や食事の提供だけでなく 全面的に協力し関わってくださったので その開かれた心と笑顔の交流が青年たちの心と体を温めてくれました。

最後に参加者の青年たちの口からでてきた言葉は・・・
「このイベントを通して心を開きあえる仲間に出会った!」さらに「イエスに出会いたい!」「イエスをもっと知りたい!」・・・でした。
イエスへの渇きが素直に湧き上がってきたのを感じました。

これからもカトリック青年会の集まりを通して若者や青年たちが他者のために生きる幸せを体得していかれるように祈っています。

(Sr. F・M)

全道青年会 代表 zendouseinen@gmail.com
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