先日、若い女性たちを対象にした第4回「祈りの道」がFMM瀬田修道院にて開催されました。参加者は、リピーターの方を含めて6名でした。テーマは「自分の歴史を祈る」。 誕生前から現在に至るまで、心に残っている出来事を七つ書き出し、それを思い出した時の自分の気持ちや心の動き、そしてそこにどのように神様が働かれたかを黙想する祈りでした。続いて「教会共同体との歴史」を振り返りました。教会の一員として、どのように教会と関わってきたかを味わいながら、自分の歴史を個人史に留めずに、大きな視点をもって眺めました。
嬉しい思い出、悲しい思い出、色々な経験をゆっくり思い起こすことは、普段の生活の中ではあまりチャンスがないので、貴重なひとときになったようでした。夕食後はいつものように2時間の聖体礼拝の時間で、ご聖体のイエス様と語らいながら過ごす夜となりました。日中の祈りをより深める夜となったようです。
「祈りの道」に参加して、日常で取り組むことができる祈りの方法を知ることができた、と皆喜んでくださいました。短い日程でしたが、この集いに居合わせた全員がだんだんと小さな共同体のようになっていくのを感じました。祈りによって一致していく不思議を体験した
1泊2日となりました。
(Sr.A.M.O)