先日、「人々のための宣教」グループの一員として知らない土地へ赴き、宣教活動に参加してきました。
私の住むイタリアでは、信徒さん方の活性化のためわりと頻繁に、小教区教会が独自で、または教区全体で、修道者達を中心とした宣教グループを招きます。 聖書の話、修道者の召命の話、修道会の紹介、遊び、踊り、歌、ワークショップ、 映画鑑賞など内容は様々。 日本でも時折、こういった活動がありますよね。 呼ばれたミッショングループは3~7日間、その土地で受け入れてくださる方々の家に宿泊し、土地の方々と交流します。
私はパワーポイントを使って、8~15 歳の子供たちに私の召命物語をしました。 途中で、割り箸を配って豆をつまみ移す遊びをしたり、日本のおせんべいを配って味の違いを実感してもらったり。どんなに違う文化同士でも同じ神様の造られた国と人々、ということを感じとってもらえたらいいなと思いました。
夜はもっぱらピザとビールで土地の大人方と交流会。 身近に起きる熟年離婚·家族崩壊の問題、「家族」に寄り添う霊的指導者がいない等の話題に耳を傾けました。
知らない者同士だから開放的に話すことができることもあるのね~、と不思議な気持ちがしました。 けれど、すべては神様の想定内、なのでしょう!
(Sr. A. T)