10月3日 Election of the General Councillors (Continuation)
本部評議員選挙の続きとTrangitusの様子
10月3日聖フランシスコの祝日の前日に、6名の本部評議員(3名は新規)が選出されました。
Sr. Helen Mendonça (2期目)
Sr. Célestine Lambo Kembele (2期目)
Sr. Andrina Lee Bi Yuan (2期目)
Sr. Narelle Therese Skeers, provincial of the Middle East(中東管区長)
Sr. Eufemia Mercedes Glenny Araujo, provincial of Pakistan(パキスタン管区長)
Sr. Jolanda Delleman, provincial of Belgium, Faroe Islands, Holland
(ベルギー・フェロー諸島・オランダ管区長)
選挙が終了したことを告げる鐘の音と共に、共同体の姉妹と総会のために奉仕している姉妹たちはお祝いに駆けつけ、抱き合いながら、今まで務めを果たし退任する評議員とこれからの新しい評議員たちに感謝を表しました。
この美しい姉妹的なジェスチャーによって、この瞬間は忘れがたいものとなりました。この場で、喜びや様々な感情が入り混じり、私たちの心の奥深くにあった思いが表れたのでした。
私たちはこの選挙の時、聖霊が私たちを導いてくださったことを神に感謝しています。そして、総会の始めから祈り、特に会長と本部評議員選挙のための識別の間に祈ってくださったことを、各管区の姉妹一人ひとりに感謝しています。「私たちの主をほめたたえましょう。そして主に感謝を捧げ、大いなる謙遜のうちに主に仕えましょう!」
聖堂近くの中庭で始まった聖フランシスコの帰天記念(Trangitus)の典礼によって、姉妹的な交わりの体験は続けられました。
聖フランシスコの生涯におけるいくつかの出来事と、今日の世界の現実とを関連させて作られたスライドショーは、私たちの祈りを助けました。
フランシスコとハンセン病患者-エイズ患者、人身売買
フランシスコが司教の前で裸になる-避難民と移民
フランシスコは洞穴や洞窟、荒廃した教会で祈った-霊的な飢え
フランシスコとスルタン-戦争、テロリズム
フランシスコの自然との関わり-環境、生態系の破壊
スライドショーの中で人々や自然の苦しみが取り上げられ示されていくと、穏やかな雨が降り始めて私たちの感情を鎮め、この世界と宇宙の現実によって引き起こされた痛みが和らぐかのようでした。
この場面から離れなければならない時が来て、私たちは聖堂へ戻りました。中央通路には私たちが置いた火の灯ったロウソクが列になって並んでいます。
選ばれた本部評議員たちは聖フランシスコのハビットを持ってきて、祭壇の前に置きました。このシンボルを通して、私たちは、聖フランシスコの天国への旅立ちを同じように祝っているすべてのフランシスカンファミリーと心を一つにしました。
≪私の主、あなたはたたえられますように
私たちの姉妹、肉体の死によって。
生きる者は誰一人
この死から逃れられません。
大罪のうちに死ぬ人々は、災い。
あなたの至聖な御意志のうちに、
この姉妹なる死を見出す人々は幸い。
第二の死も、この人々を害することはできない。≫
(FMM本部公式ホームページ掲載Agnès Diouf の報告より日本管区ITチーム編集)