10月1日 会長選挙
Sister Suzanne と Sister Francoiseのための感謝のミサ
主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。(フィリピ4:4)
10月1日午後3時に捧げられたミサの入祭唱であったこの聖パウロのことばは、とても嬉しく心に響き、生き生きと感じられました。実際、私たちの心はこの瞬間喜びで溢れていました。私たちは、シスタースザンヌが彼女の賜物をわかち合い、会長としてまた姉妹として愛をもって私たちのために寛大に奉仕して下さったことを感謝し、またシスターフランソワーズが愛によってこの奉仕を受け入れてくださったこと、彼女の「はい」の応答に感謝しました。
典礼はSala Piaで、美しい歌と共に始まりました。このようなすてきな歌詞です。
フランシスコ、
私たちと共におられるイエスの現存を観想するために、
あなたの心を貸してください。
すべての人々と私たちの母なる地球の叫びに、
私たちの存在全体で耳を傾けることができるように。
総長のFr. Michael Perryは、シスターフランソワーズのための祈りへと私たちを招いて、ミサを始めました。シスターフランソワーズが幼きイエスのテレジアと同じ柔和なやさしさを持つことができるように、 そして信仰の目で神のやさしさをもって姉妹たちを見ることができるようにと。
説教の中でFr. Michael Perryは、マタイ福音書18章1節から5節の中の「この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。」というイエスのメッセージに、フランシスコとマリ・ド・ラ・パシオンを関連付けて話されました。子どものようになることは、神によって満たされるために自分自身を空にすることを受け容れることです。この謙遜な行為は愛の結果です。人が、「自分が最も偉大な者になることを求めようとしない」というところまでたどり着くことができるほどの愛によって、自然と生まれる結果なのです。
これは弟子たちの態度であったに違いなく、また Fr. Michaelが続けておっしゃったように「あなたたちは今日、別の生き方とあり方によって存在するよう呼ばれている」という言葉も、この意味なのです。これは私たちがカリスマを自分に根付かせ、カリスマに忠実であるために、絶え間なく自分自身を新たにするようにという呼びかけなのです。
典礼は大聖堂で続けられました。奉納の前にシスタースザンヌが、会長のクチュミエと火の灯ったろうそくをシスターフランソワーズに手渡しました。彼女はサンダミアーノの十字架の前で聖フランシスコの祈りを唱え、二人はろうそくを祭壇左側の十字架の前に捧げました。奉納は「愛、それが目的」の歌と共に行われました。
ミサの終わりに、総長様は会衆である私たちに、シスターフランソワーズの上に手を伸べて、聖フランシスコの祝福を送るよう招きました。この深い祈りに満ちた感動的なミサは本会のアヴェ マリアで締めくくられました。
大聖堂を出る時、私たちは歌と踊りでこの喜びを表しました。食事の後大食堂でお祝いは続けられました。FMMはたくさんのタレントを持っているので、このお祝いのひと時は、私たちの多様性の豊かさに一層感謝する機会となりました。
シスタースザンヌ、シスターフランソワーズ、お二人に感謝して・・・
(FMM本部公式ホームページ掲載のSr.Agnes Dioufの報告より日本管区ITチーム編集)