800年前、イタリアのアッシジに生まれたフランシスコという人をご存じでしょうか。私が知ったのは「ブラザーサン・シスタームーン」という映画を見たときでした。裕福な商人の家に生まれた彼は所有するすべて手放し、病人のケアに献身し、平和を求めました。
2026年はフランシスコが亡くなって800年がたちます。2025年に選出された教皇レオ十四世は、本年は彼を記念する「聖フランシスコ年」とすると発表されました。教皇レオ十四世は「聖フランシスコの平和のメッセージが現代の教会と社会に深く響き渡ることを願う」と言われます。

聖フランシスコは亡くなる前、「太陽の賛歌」をつくりました。
私の主よ、あなたは称えられますように すべての、あなたの造られたものと共に 太陽は昼であり、あなたは太陽で私たちを照らされます (「太陽の賛歌」より引用)
「太陽を「兄弟」と、月を「姉妹」と呼び、すべての被造物の中に神の美の映しを見いだすフランシスコは、平和が被造物の家族全体に広がらなければならないことを、わたしたちに思い起こさせます」(2026年1月7日 教皇レオ十四世)
太陽の賛歌は死さえも「姉妹」と歌います。
私の主よ、あなたは称えられますように 私たちの姉妹である肉体の死のために (「太陽の賛歌」より引用)
雪深い地方に住むひとりのシスターからこのような短歌が送られてきました。
「日も月も氷も雪も招きおるフランシスコを想うひととせ」
病者への奉仕と平和をつくりだすために持てるすべてを捨て、「姉妹なる死」を迎えるときまで、ぶれることなく歩まれたフランシスコを想い、彼のようにありたいと願います。
「わたしたちの兄弟である聖フランシスコ。あなたは武器をもたずに、戦争と無理解の境界を 通りました。世が国境を築くところに橋を架ける勇気をわたしたちに与えてください」 (2026年1月7日 教皇レオ十四世)
(Sr.M.O)