1995年にシスターフランソワ・レジス職業訓練校が私たちFMMに返還されて以来、そこでは小学校と幼稚園の教師を養成してきました。家政科の授業としては洋裁とホテルビジネスなどを提供してきましたが、今年、新たな実習の枠組みとしてホテルビジネスの実習の場であるレストランを創設しました。
恩人たちのサポート、特にフランスと日本の大使館からのサポートのお陰で、ホテルに就職しようとする学生たちは、仕事の実習のために素晴らしい場所を与えられました。実習が行われる数日前、今年実習をする4年生の学生たちはこのレストランでの活動を始めるためのラストスパートに献身的に取り組んでくれました。私たちにとって、彼らの善意や熱意を見ることがとても大きな喜びでした。
この国では長い間、社会で尊敬されるのは官僚だけだったので、若者たちはその職に就きたいと熱望していました。しかし、1991年政治体制が変化し、個性を重視した教育の必要性に迫られるようになりました。今日、コンゴの若者たちは自分たちが選択する職業に就くための教育を受けることができます。料理人、菓子職人、レストラン、ホテルでの接客業などは若者たちを惹きつけています。
しかしながら、養成を受けた後、多くの若者は責任を伴う仕事への困難を経験しています。私たちは聖霊からのインスピレーションを受けて、社会の必要に注意深くあるように招かれていますが、ホテル業のために養成されている学生たちの現実からある課題が浮かびあがりました。そこで、私たちはレストランの実習を考慮に入れて「麦わら小屋」のプランを計画し、彼らにもっと専門能力と就職のための養成を与えたいと考えつきました。
管区からの許可と共同体からの支持を得て、ホテルで仕事をする若者のための職業学校を作り、公に開放して毎日そこで訓練が受けられるようにしました。
失業対策に対して、コンゴ政府は資格のない若者たちのために資格取得の養成プログラムを作りましたが、私たちの学校は、大臣から若者たちにホテルビジネスのための養成を与えるようにと願われました。訓練のためのレストランは、若者たちがその能力を育てていくために歓迎されています。
この養成を受けた若者たちが、社会に巣立っていくための新しい試みを主が実現してくださいますように。